深田氏のインタビュー その1 「扉を開ける鍵」

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タナカ  今回は、表彰式もパーティーもあってよかったですね。世界コンテストの5位以内、私も含めますと3人も日本人がいるという、長らくトップをとれなかった時代もありましたから感慨もひとしおです。まあ、あらためまして、深田さん、前人未到の二冠おめでとうございます!

 

深田   ありがとうございます。本音を言うと…

 

タナカ  本音お願いします!(笑)

 

深田   グランプリをとる予定は実のところなかったんです。変な言い方かもしれないけど一歩下がって、必要以上に細かく完璧に作りすぎなくて、抜くところは抜いちゃう。

 

タナカ  はい、ガッチガチのドヤ作品にしない(笑)

 

深田   未完成っぽくみえちゃってもいいや、ぐらいの意思。

 

タナカ  はいはい。

 

深田   完璧に表現しようと思ったら、いろいろアレンジの仕方はあるんだけど、石にしろ草にしろ、ちょっと抜いた。

 

タナカ  抜いたら、

 

深田   抜いたからかえって良くなっちゃって(笑)

 

タナカ  ですね〜(笑)

 

深田   ガチガチで最後までいききっちゃったら、ちょっともうトゥーマッチというか

 

タナカ  その抜き具合が、見てて疲れるような作品に陥らず、グランプリとして評価されちゃった(笑)

 

 

 

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深田   グランプリの扉を開けるにはいくつかの鍵が必要で、毎年一つづつか、ふたつづつ鍵を貰えるじゃないですか、使える鍵、使えない鍵。

 

 

タナカ  コンテストでは何か評価されるのか、出品してみて、自分の作品に具体的な数字順位がついて、何が良かったのか、何が悪かったのか、出品作品の一回一回のフィードバックでその鍵が貰えますね。

 

 

深田   100位以内に入る鍵、そんなに大きな扉じゃないですよ。プレート圏内(27位以内)の鍵、それもそんなに大した鍵じゃないけど、7位よりも先の鍵っていうのは銀行にあるような重たい扉をギ〜〜〜〜っと開けるような、そこから先の鍵は出品してみた手応えで感じて手に入れるしかない

 

 

タナカ  貴重な鍵ですね。7位よりも先の鍵、具体的にお聞きしたいです。今なら無料でご教授お願いします!

 

深田   一番簡単な鍵は、目線をとどませる所、何を見せたいのか、どこを見せたいのか、最終的に目線がそこで定まる所、必ずわっかりやすくひとつ作る。

 

タナカ  必ずわっかりやすく!なるほど!

 

深田   じゃあ、全部壁で真ん中にひとつ穴開けて見てくださいじゃなくて、そこに自然に目線が誘導するように、布石を打っといた上で最後はここに着地する。

 

タナカ  深田さんの作品でいうと、この部分ですよね

 

 

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COPYRIGHT © 2016 AQUA DESIGN AMANO CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 

 

深田   カツキさんのはね、2つあるんです

 

タナカ  ほんまや!2つある!

 

深田   1つでいい!

 

タナカ  先に言ってよ〜〜〜!

 

 

 

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COPYRIGHT © 2016 AQUA DESIGN AMANO CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.

 

 

 

深田   それがひとつの鍵

 

タナカ  ではふたつめの鍵もついでにお願いします!

 

深田   一番最近見て、残念だな〜この人、と思うのはレイアウトが重い

 

タナカ  なるほど〜〜!

 

深田   作り込みすぎたり、細かい造作をやりすぎて全体的にトゥーマッチになってる

 

タナカ  そっかそっか、それありますね、大事な鍵ですね。では、もってけ泥棒〜!で、3つめの鍵を頂戴願いします!

 

深田   3つめの鍵は、攻めてることですね。

 

タナカ  はいはいはいはい。

 

深田   奇抜なことをやれってことじゃなくて、王道のネイチャーアクアリウムでもOKだし、ジオラマチックな表現でもいいんだけど、今までたくさん作品が出てきてるじゃないですか、ああ、またこれだなってって捉えられちゃうと損だから。

 

タナカ  飽きてるレイアウトとかもあるしね。

 

深田   前に見たことある作品かもしれないけど攻めてるところ、チャレンジしてる所、新しい表現、新しい見せ方、新しい素材の使い方なんでもいいから挑戦してる 挑戦してるってことは失敗するリスクも伴っているんだけどリスクを負ってでも、チェレンジしたってことはその時点で審査員は「こいつ本気だ!」って認識してくれる。

 

タナカ  本気!(笑)

 

深田   少なからず本気でやってるってのを、見る人にとってはやっぱり評価できる。

 

タナカ  やってるな〜こいつと(笑)  

 

深田   よく似たものとか、真似っことか、そういうのは全部守りになりますからね。それだと完全に保守的になっちゃうから、似たものもOKだし、真似することもわるいことじゃないけれども、それにさらに、オリジナリティを盛っていくというか。

 

タナカ  はい、なるほど、わかりました。3つの貴重な鍵ありがとうございます!

 

 

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次回へ続く

 

 

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| 世界水草レイアウトコンテスト | 12:20 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
グランプリの扉

顧問のタナカカツキです

 

 

 

 

 

 

前回にひきつづき、世界水草レイアウトコンテストの記事です

 

水槽学部では毎年このコンテストに応募しております

顧問も部長も今年で6年目になりました

 

 

 

 

雑誌「アクアジャーナル」でコンテストのトップランカーの記事があります

その中で「コンテストで入賞するためには何か秘訣はありますか?」という質問が

各トップレイアウターにされております

顧問は「秘訣はあります」と答えました

 

レイアウトコンテストにおいて、まだ多くの方が知らない、意識していないことがあるわけで

その技術、考え方を伝えようとすると2時間以上のトークになります

誌面には収まりきれません

 

 

今回グランプリをとった深田さんも誌面では

「客観性を持って水槽と向き合いレイアウトを制作しています」

とお答えですが、具体的な深田レイアウト技法は誌面では展開されておりません

 

「レイアウトの秘訣」

それだけで特集を組めるほど熱い思いや細かい技法があるはずです

 

 

 

 

トップレイアウターがあたりまえに実行している知識を得れば

コンテストの順位は大幅にアップし

レイアウトの楽しさをランキングという手応えで感じられることだと思います

 

きっと以前より水草水槽は楽しくなることだろうと思います

 

 

 

 

コンテストに向けたコンテストのための作品作りを応援するために

顧問は、深田さんに「レイアウトの秘訣」についてインタビューをいたしました

 

二冠をとった深田さんは、グランプリ水槽の作り方を絶対知ってます

「グランプリの扉」題し、数回にわたって

深田さんへのインタビュー記事をアップしてゆきたいと思います

 

 

 

 

これを読めば、あなたの出品作品は一桁ランクアップします!

 

どうぞ、次回をお楽しみに

 

 

 

 

 

 

 

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| 世界水草レイアウトコンテスト | 06:57 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark |
自然の原理に触れながらデザインを学ぶ

顧問のタナカカツキです

 

 

 

 

大自然と溶け合う体験をしたい

 

 

 

そんな想いから、旅をされる方、登山をされる方、ヨガや瞑想

昆虫採取や陶芸、野菜を作ったりすることなんかもそうかもしれません

それぞれのやり方で、それを人は楽しんでおります

 

 

 

 

そんな体験を

なんとか都市型生活の中で実現できないか

 

 

 

 

 

顧問が出会ったのがサウナと水草水槽です

 

 

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荻窪「なごみの湯」のダイニングには水草水槽がある ↑

 

 

 

 

 

 

サウナがほんとに気持ちよくなるまでには

あの冷たい水風呂に慣れることが最初のステップです

慣れるにはそれなりの歳月を要します

 

 

 

 

水草水槽

ストレス無く楽しめるようになるには

それなりに知識と経験による積み重ねを要します

 

 

 

 

水草をレイアウトする

 

 

本来それは自由に

キャンバスに絵の具を塗るように

自分の思い通りに遠慮なくやればいいのですが

水草は生きており、それぞれ生育条件が異なるので

そこで自然科学的な知識、経験による手応えや成長予測が必要となるのです

 

 

 

 

思い通りにレイアウトしたい

自然素材を自在に使いこなしたい

レイアウトの腕を磨く必要があります

 

 

 

 

 

 

どうすれば水草が生き生きと育ち、且つ

水槽の中に美しさを持ち込むことができるのか

知りたい、やってみたい、腕を磨きたい

 

 

 

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世界水草レイアウトコンテストというものがあります

水槽メーカーADAが主催するレイアウトの世界コンテストです

レイアウトにはさまざまなスタイル、考え方があります

ADAはネイチャーアクアリウムを提唱しており

水槽の中に美しさを持ち込むレイアウト技法、その中のひとつのアプローチですが

参加することで豊富な知識や経験を仲間とシェアできる

2016年現在、最も注目される世界コンテストということができます

 

 

 

 

 

 

 

この世界コンテスト、上位入賞作品なんかをみていると

気づくことがあります

 

 

 

 

 

このコンテストはアクアリウムの世界だけの話ではなく

これはもう、園芸、絵画、デザインの世界

 

 

 

 

 

水槽に魚は泳いでいるものの

やっていることは素材のレイアウト、アイデアから始まる図案

上位者の多くがクリエイティブに携わるお仕事をされていることにも

そのことがうかがい知ることができます

 

 

 

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私たちデザイン学部としては、この世界コンテストを無視するわけにはいきません

 

 

 

自然素材を具材として生きた図案を創造する

京都精華大学水槽学部(架空)の水草ブログでは

これまでもコンテストに関する記事をアップしてきました

 

そしてこれからもひきつづき

バンバンアップしてゆきたいと思います

 

 

 

 

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前人未到の二冠に輝いたグラフィックデザイナー兼水景クリエイター深田氏のインタビューも現在準備中!

 

どうぞ、お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

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| 世界水草レイアウトコンテスト | 07:13 | comments(6) | trackbacks(0) | pookmark |
学校水槽メイキング2016 探究5

こんにちは、部長のマックスです

 

 

 

「学校水槽メイキング2016 探究4」からの続きです

 

 

 

いよいよ撮影

 

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微調整して

 

 

 

 

 

パシャリ

 

精風.jpg

©Aqua Design Amano

 

「精風」

世界水草レイアウトコンテスト2016 43位  

 

 

 

 

 

今年はグラフィックデザインコース教員の

豊永先生に撮影してもらいました

 

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豊永先生、ありがとうございます!

 

 

 

 

 

写真で一覧しながら

制作工程を振り返ります

 

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精風.jpg

©Aqua Design Amano

 

 

 

 

 

 

今年の京都精華大学水槽学部は

「剥き出しになった岸辺の根」に着想を得て

「グッとくる魚の棲家」を表現すべく

「根のデザイン」にチャレンジいたしました

 

 

 

 

目指したのは

人の目を惹きつけながらも

 

作品アップ3.jpg

 

魚が落ち着いて暮らす棲家

 

 

 

 

 

その水景を通して

 

自然の大きな力に翻弄されつつも

力強く生きようとする生命の力を描く事

 

 

 

 

 

今年、水槽学部が掲げた

 

作品アップ2.jpg

 

このテーマに対して

 

 

 

 

 

少しでも近づく事が出来ていたら

 

作品アップ1.jpg

 

嬉しく思います

 

 

 

 

今後も

「新しい表現の探究を美大がせずしてどこがするのだ!」の精神で

コンテストに向けて制作してまいります

 

 

 

協力いただいた皆さま

応援頂いた皆さま

ありがとうございました!

 

 

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| メイキング | 12:03 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark |
学校水槽メイキング2016 探究4

こんにちは、部長のマックスです

 

 

 

前回、「学校水槽メイキング2016 探究3」からの続きです

 

 

 

流木でのレイアウトが完成したら

 

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いよいよ、植栽です


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全体に霧吹きし湿らせたら

 

 

 

 

 

ウィローモス

 

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流木へ チョン

 

 

 

 

 

ニューラージパールグラス

 

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ソイルの上へ ポン

 

 

 

 

 

ピンセットハサミは使わすに

手でちぎっては置くだけの

簡単植栽

 

<注意>

モスは流木に巻きつける時と同様に

細かくして薄く満遍なく貼り付けた方が綺麗に活着するかと思います

学校水槽で厚めに植栽した箇所は後々剥がれてきてしまいました。

 

 

 

 

 

流木水中ボンド

 

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石組みで使用したパテを水草で隠すことも忘れずに

 

 

 

 

 

 

 

植栽が終わったら

 

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数センチほど注水し

 

 

 

 

 

ガラス蓋をして

 

IMG_4744.JPG

 

ミスト管理開始

 

 

 

 

 

ミスト管理中の水槽は外から見ると

 

ミスト2.jpg

 

結露で中が見えません

 

 

 

 

 

状況が把握できないので

 

IMG_4909.JPG

 

不安になりますが

 

 

 

 

 

ミスト期は

蝶でいうサナギの期間

 

 

 

 

 

1ヶ月もすれば

 

ミスト1.jpg

 

その結露で曇った水槽の中では

 

 

 

 

 

変化が見られるようになります

 

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新芽が展開し

 

 

 

 

 

 

 

活着したモスは

 

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伸長しはじめ

 

 

 

 

 

 

石と流木で殺風景だった水槽内が

 

IMG_1388.JPG

 

勢いづいた緑で満たされていきます

 

 

 

 

 

ミスト開始より

2ヶ月半ほど見守ったら

注水

 

 

 

 

 

水をまとい

新しい姿に生まれ変わった水槽は

 

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ミスト期とは違った輝きを見せてくれます

 

 

 

 

 

 

 

日々観察し 

 

1.JPG

 

換水 トリミング

 

 

 

 

 

 

撮影に向けて

 

3.JPG

 

少しづつ調整

 

 

 

 

 

 

 

白砂で全景を整え

 

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最後に背景にロタラグリーンロタラインディカロタラワリッキーを植栽していきます

 

 

 

 

 

 

仕上げをして

 

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撮影をむかえます

 

 

次回最終回にて

撮影、総括いたします

 

 

続きます

 

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| メイキング | 16:06 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
学校水槽メイキング2016 探究3

こんにちは、部長のマックスです

 

 

 

前回、「学校水槽メイキング2016 探究2」からの続きです

 

 

 

「グッとくる魚の棲家」をデザインするために

モチーフとしたのが

 

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増水によって土が削り取られ

むき出しになった岸辺の根

 

 

 

 

スケッチを元に

制作していきます

 

スケッチ02.jpg

 

スケッチ:カツキ顧問

 

 

 

 

 

まずは

いつもの様に

ペナック(おまじない)

 

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サラサラ

 

 

 

 

 

袋入り軽石

 

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ポンポンッ

 

 

 

 

 

大まかに土台となる石を組んでいきます

 

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トントントンッ

 

 

 

 

毎年繰り返される立ち上げの作業は体に染み付いているので

流れるように進んでいきます

 

 

 

石の質感の方向

配石方法

影をデザインしていきます

 

2.JPG

 

自然感を意識し

 

 

 

 

 

 

消失点に向かって目線を誘導する流れを演出

 

3.JPG

 

最終的にはほぼ見えなくなる箇所ですが

こういう土台づくりへのこだわりが良い作品づくりにつながると考えます

 

 

 

 

 

このあたりも同じみの作業ですが

石の間に綿

 

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ソイルもれ防止 バクテリア繁殖領域確保

 

 

 

 

 

 

積み上げた石の上に

 

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流木を配置

 

 

 

 

風雨に耐えるべく

力強く岩を抱きかかえ

 

水や養分を求めて

枝分かれし広く伸びてゆく

 

たくましく生きているであろう植物の姿を想像しながら

根をデザインしていきます

 

 

 

 

根のデザインは

 

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市販の流木と山で採集した倒木の根を組み合わせて行なっていきます

 

 

 

 

 

 

 

水中ボンドを使って接着し

 

名称未設定 1.jpg

 

固まるまでテープで固定

 

 

 

 

 

 

調整の必要があれば

 

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引き剥がし

 

 

 

 

 

 

 

位置を修正し

 

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再度、接着

 

 

 

 

 

 

 

試行錯誤を繰り返しながら

 

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密度をどんどん上げていきます

 

 

 

 

 

 

それを2ヶ月ほど続け

 

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根の密度によって

 

 

 

 

 

 

 

水槽に入れた手が抜けなくなったら

 

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筆を置くサイン

 

 

 

 

 

 

 

根のデザイン

 

IMG_0892b.jpg

 

完成

 

 

 

次回は

植栽し、ミスト管理していきます

 

続きます

 

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| メイキング | 18:13 | comments(8) | trackbacks(0) | pookmark |
学校水槽メイキング2016 探究2

こんにちは、部長のマックスです

 

 

 

「学校水槽メイキング2016 探究1」からの続きです

 

 

 

昨年の反省を踏まえ

「オリジナリティと印象度」だけでなく

「自然感の演出」「生息環境の再現」などにも意識を広げた作品にするべく

 

「グッとくる魚の棲家」をテーマに制作を進めます

 

川.jpg

 

今回、参考にしたのが

フィールドワークで年に何度も訪れる

京都北部に流れる清流

 

 

 

 

山間部では気候の変化が激しく

 

横根.jpg

 

川の水量の増減も激しく変化します

 

 

 

 

山間部の川岸で多く見られるのが

増水時に土が削り取られ

根がむき出しになった

岸辺の風景

 

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普段は隠れて見えない根が顔を出し

その根が暗がりを作り出しています

 

 

 

 

 

その姿は

自然の大きな力に翻弄されながらも

力強く生きようとする植物の生命力を感じさせ

 

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さらには、外敵から身を守る砦のようでもあります

 

 

 

 

 

この造形こそ

人の目を惹きつけ

かつ、

魚が落ち着いて暮らす棲家になるのではと考え

 

IMG_0883.jpg

 

今年の作品のモチーフにする事に決めました

 

 

 

 

 

 

カツキ顧問によるスケッチ

 

スケッチ02.jpg

 

 

 

 

 

 

 

ここから

 

IMG_0873.JPGIMG_0891.JPG

 

根と向き合う時間がはじまりました

 

 

 

続きます

 

 

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| メイキング | 19:00 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
学校水槽メイキング2016 探究1

あけましておめでとうございます!

 

部長のマックスです。

 

2010年の10月からスタートした水槽学部ですが

早いもので、7回目の正月を迎えることができました。

 

いつも支えてくれる皆様、ありがとうございます!

応援してくれる皆様、今年もよろしくお願いします!

 

引き続き

「新しい表現の探究を美大がせずしてどこがするのだ!」の精神で

活動に励んでまいります。

 

 

 

 

2017年最初の記事は

「学校水槽メイキング2016」から始めさせていただきます。

 

まずは昨年度の作品を振り返って

今年制作を進めるにあたっての課題を見つけていきたいと思います

 

昨年度作品

2015年世界ランキング229位 

 

2015作品.jpg

Aqua Design Amano Co.,Ltd.

 

 

 

ブログを読んでいただいている皆様はご存知かと思いますが

 

 

コンテストの審査項目は下記6項目

 

「生息環境の再現」(50点)

「長期維持の可能性」(10点)

「技術点」(10点)

「オリジナリティと印象度」(10点)

「自然感の演出」(10点)

「構図と水草の配植」(10点)

計100点満点

 

付加点として

「ベストアクアリウム」(10点)

 

となっています

 

図録.jpg

 

コンテスト出品にあたって

審査項目への意識が大切だと思っているので

あらためて確認させていただきました

 

 

 

 

昨年は見た目の印象こそが最重要項目と考え

「オリジナリティと印象度」に重心を置いて制作していきました

 

 

 

 

スケッチから

 

00スケッチ.jpg

スケッチ:カツキ顧問

 

 

 

 

 

 

 

発泡スチロールを使って

 

型切り出し.jpg

 

カッターで切り出し

 

 

 

 

 

 

 

1/3縮小模型を制作した

 

模型確認.jpg

 

スケッチから立体模型を制作する技術

 

 

 

 

 

 

小石をつなぎ合わせる事によって

 

石並列.jpg

 

石柱を作り

 

 

 

 

 

 

それをブリッジにして繋げるという


二人2.jpg

 

石組みの技術

 

 

 

 

 

 

 

ミスト式での作品制作など

 

04ミスト初期.jpg

05ミスト期.jpg07注水後期.jpg

 

次にどこで使ったらいいのか分からない

履歴書に書けない技術と経験を大量に吸収する

実り多い1年となりました

 

 

 

 

 

 

結果、見た事のない作品にはなったのですが

 

2015作品.jpg

Aqua Design Amano Co.,Ltd.

 

 

 

心に強く訴えかける作品にはならず

順位も229位と

いまいち振るいませんでした

 

その原因として

コンテストで重要とされる

「生息環境の再現」「自然感の演出」など他の項目への意識が欠けていたのではと考えました

 

 

 

そこで今年は

「オリジナリティと印象度」を大切にしながらも

「生息環境の再現」「自然感の演出」を中心に

他の項目も意識した作品づくりを心がけて制作していく事にしました。

 

 

 

 

人の目を喜ばせつつ

魚にとって心地良い棲家(暗がり)をデザインする

 

 

テーマは

「グッとくる魚の棲家」のデザイン

 

 

 

「グッとくる魚の棲家」をデザインするために

 

川.jpg

 

今回、参考にしたのが

フィールドワークで年に何度も訪れる

京都北部に流れる清流

 

 

メイキングなのに

全然作り始めないまま

 

 

 

続きます

 

 

 

 

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| メイキング | 18:12 | comments(2) | trackbacks(0) | pookmark |
世界ランク4位の水草水槽のつくり方 ステップ8

顧問のタナカカツキです

 

 

「世界ランク4位の水草水槽のつくり方」と題し

お届けしてきましたこのシリーズも最終ステップです

長らくおつきあい、ありがとうございました

もう少しのご辛抱を!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局…

 

レイアウト作成中、手元が滑って石が鏡に落下、そして崩壊!とか

草が上手く育たなくて間に合わなかったー!とか、なーーんもおもしろいネタもないまま

無事、出品できました

 

 

vvv.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時系列で見てみます

2015年10月にスタート

 

 

 

10月〜11月 石、流木素材の組み上げ

12月〜1月 植栽してミスト管理

2月〜 注水通常管理

(お魚は撮影の20日前に投入)

 

 

4月には完成(締め切り、一ヶ月も余裕)

 

 

約7ヶ月にわたるの製作期間でございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

とにかく、ずっと眩しかったです

 

 

DSC08627.jpg

 

 

コンテストの結果が発表された今となっては

グランプリをとれなかった理由、原因、決定的に失敗している箇所を知ることができます

その詳細は別の記事に譲るとして、また失敗から学ぶことができましたので次回の作品に活かそうと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

反省点はありますが

まずは、やったことのないことにチェレンジできたこと

完成までの予測と現実に大幅なブレがなかったこと

見たことない水景を完成、出品できた喜びに酔いしれたい!

 

 

吸水パイプカバー作ったり、石磨いたり、接着したり

毎日地味な作業を淡々とよくこなしました。じ〜ん…

 

 

ご協力いただいたCAJのメンバー、撮影スタッフ、ADAに感謝です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

水槽の背面です

 

 

DSC08536.jpg

 

 

撮影後も、維持を続けておりましたが

水草はいじけること無く、展開し、メンテも非常に楽ちんでございました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

眩しいことをのぞいて…

 

 

DSC08668.jpg

 

 

 

 

 

 

 

コンテストのための作品というのはいったん忘れて

 

 

 

DSC08635.jpg

 

 

 

ひとつの素朴な水草水槽として

しばし、1人の観客になって楽しみたいと思います

 

 

 

 

 

 

次回予告は

水槽学部部長のマックス先生によるコンテスト作品(世界ランク48位)

我が水槽学部のコンテスト作品(世界ランク43位)の制作過程をご覧いただきます

 

お楽しみに

 

 

 

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世界ランク4位の水草水槽のつくり方 ステップ7

顧問のタナカカツキです

 

 

 

 

 

 

さて、何のトラブルも意外な展開もなく撮影の日を迎えました

 

 

DSC08665.JPG

 

 

お魚はなぜか、キラキラと一番眩しい部分に寄ってくる

なんでかなあ〜?そんなもん?

 

 

 

 

 

 

 

撮影は今回もスタジオゆかいのメンバーにお願いしました

どうぞ、世界グランプリになるであろう水槽を思い存分撮ってください!

 

 

DSC08634.JPG

 

 

今回は下からの光線をバッチシ見せたい!ということをリクエスト

 

 

 

 

 

 

 

賞金も出るだろうから、撮影代金もお支払できます!と、ご褒美をちらつかせつつ

毎年、詐欺罪に問われる顧問

 

 

DSC08575.JPG

 

 

一生懸命やってくれちゃってもう〜〜〜泣くぞ!バカ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見せたい部分に細かくライトを調整

 

 

DSC08581.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影中も鏡に反射する光が眩しかった

 

 

DSC08629.JPG

 

 

なのに、撮影した画像を確信したら、目で見えるほどの光線が表現されない…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらなる調整、工夫、実験

 

 

24945.jpg

 

 

 

 

ここでCM失礼致します

 

 

そんな難易度の高い撮影を

毎回引き受けてくれる池田晶紀氏率いるゆかい

その技術、手法を余すところなく網羅した本を出版したぞー!

 

 

 

 

 

(水槽の撮影の記事はありませんが、応用できるテクニックがたーくさん載ってます)

 

 

 

 

 

 

 

 

DSC08588.JPG

 

 

物撮りのチャンピオンが撮影してくれてんだもん

これ以上の贅沢はないよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

撮影中

魚の群れを誘導し、位置を調整する顧問

 

 

S__38608908.jpg

 

 

理想の場所になかなか来てくれない

手こずります

 

 

 

 

 

 

ハードディスクがパンパンになるくらい何枚も撮影します

 

 

DSC08652.JPG

 

 

その中にきっ奇跡の瞬間を捉えた一枚があるはず!

 

 

 

 

 

 

撮影終了!

 

みんなありがとう〜〜〜〜〜!

これで、私の一年が終わりました(まだ5月)

 

 

 

では次回、最終のステップ8へ

 

 

 

 

 

 

 

 

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